[Evernote]Windowsクライアントで検索対象が勝手に「すべてのノートブック」になる場合の対処法

1.Windwosクライアント5.0からの仕様変更か

私がよくやる検索方法は、下記のような手順です。

(1)ノートブックをクリック
(2)検索窓にキーワードを入力

 

しばらく前にEvernoteのWindowsクライアントのバージョンアップがありました。その後しばらくしてから、どうやら検索結果に想定しないノートブックのノートが混じっているようだ、ということに気付きました。

 

よく見ると、検索対象が何故か「すべてのノートブック」になっているのです。
AllNotebook
  
上記の「すべてのノートブック」ボタンをクリックして、目的のノートブックを選択し直せばノートブック配下の検索ができることはできるのですが、なかなか直感的でなく困っていました。

 

参ったな、使いづらくなったな、と思いながら我慢して使っていましたが、この度設定で元のバージョンと似た使い勝手に戻せることが判明したので、紹介します。

 

2.対応策

手順そのものは、知ってさえいれば簡単です。

 

下記の虫眼鏡マークをクリックすると

MusiMegane

 

下記のようなメニューが開くので、「現在のノートを検索」をクリックします。
 CurrentNotebook 
ちなみに、チェックボックスのように見えるのですが、実際にはラジオボタンのような挙動をするので、クリックするのは「現在のノートを検索」の方です。

 

すると、先ほどまで検索窓にグレーで表示されていた「すべてのノートを検索」が、下記のように「現在のノートを検索」に変わります。

 SearchCurrentNotebook

 

3.タグで釣るにはCtrl+クリック

ただ、この設定変更を行った後でも、タグをクリックした際には「すべてのノートから検索」に戻ってしまいます。
下記のPTくわえさん(@PTkuwae)のNAVERまとめにあるように、ノートブックを選択した後、「Ctrlを押しながらタグをクリック」すると、選択したノートブック配下のノートを検索することができます。

 

Evernote 5 for Windowsの検索仕様変更に困ってます - NAVER まとめ
”特定のノートブックを選択し、Ctrlを押しながらタグをクリックすると特定のノートブック内検索ができる” 

4.編集後記

ノート数が多くなってくると、キーワードだけでなくノートブックやタグなどの複数手段で絞り込まないと検索効率が悪くなってきます。
ベテランユーザには少し迷惑なデフォルト設定かな、と感じました。ただ、使い始めたばかりのユーザには、現在のデフォルト設定が易しいのかもしれませんね。

[Evernote]ENScript.exe syncDatabaseを実行するとMissing passwordというエラーが出る

1.コマンドラインからEvernoteの同期ができなくなった

私はbluewind等からコマンドラインを使ってEvernoteの同期をすることが多いです。

同期中か同期完了済みか一目でわかるので便利でした。

 

しかし、2013年7月19日現在、私の環境では下記のようなエラーが出てしまう状態で、動作しません。

MissingPassword

 

「そうかそうか、パスワードがわからんのね」と思って、次は/pオプションでパスワードを指定してやって実行すると、今度は「errorCode=BAD_DATA_FORMAT」を含むエラーが返ってきて、やはり途中で処理が終わってしまいます。

BAD_DATA_FORMAT

 

ちなみに、Windowsクライアントの「同期」ボタンで行う同期には何の問題もありません。それがせめてもの救い。

 

2.どうもこれはかなりレアな事例らしい

これに気付いたのは2013年5月13日のこと。

その後、自分で調べたりもしましたが、webでも同様の事例は見当たりませんでした。

 

その後、サポートにも問い合わせました。しかし、解決には至らず2013年6月14日には本国の開発チームが対応中、という状態になりました。

 

しかし、2013年7月19日現在まで未解決のままです。なかなか直りません。

 

2013年7月19日現在、Google先生に「Evernote syncDatabase Missing password」というキーワードで訊いてみても、やはり同様の事例は見当たりません。

とてもレアな事例なのでしょうか。

 

3.同様の症状の方、いませんか

同様の症状で困っている方と協力し合えば、もしかしたら設定の変更等によって回避できる問題かもしれません。

 

また、後日同様の症状にぶち当たった人が検索で訪れるかもしれません。

 

このブログで情報提供を呼びかけてみようかな、と思った次第です。

なお、解決した折には、この記事に解決策を追記して公開しようと考えています。

 

(1)環境

OS:Windows7(自宅PCでも仕事場のPCでも同様の症状)

Evernote Windowsクライアントのバージョン:4.6.6.8360(268868)

 

ちなみに、私が管理の一部を担っている親族のアカウントでも同様の症状が出ていて、このあたりに解決の鍵が隠れているのではないか、と考えています。

 

私のアカウントはノート数2万over、他方のアカウントはノート数1桁台。

私のアカウントはプレミアムアカウントで、他方のアカウントは無料アカウント。

 

(2)求む、情報

自分のアカウントでも同様の症状が出る、という方、是非twitterメールでご連絡ください。

 

また、症状が出ていない方でも「こんなことを試してみたら?」という提案があれば、ご一報いただけたら喜びます。

[Evernote]プチフリが多い時にはデータベースの最適化をしてみる

1.Evernoteのプチフリーズが頻発

私のEvernoteのWindowsクライアントでは、画像の回転等の処理や、ファイルの挿入、テキスト入力中にもしょっちゅうプチフリーズが頻発するという状況が続いていました。

 

不要なノートを削除して、データをコンパクトにしないといけないのかなぁ、などと考え始めていたところでした。

 

とは言っても、削除したいノートなど大してあるわけでもなく、ReadItLater(現Pocket)とblogtrottrを経由してEvernoteに自動転送したものの失敗してできた空っぽのノートや、使い道の無さそうな写真ノートくらいが削除候補で、弱ったな、と。

 

2.データベースの最適化、という技を思い出した

ダメ元で、ローカルのデータベースをrenameしてから同期し、イチからダウンロードし直したら早くなるかな、と思ったりした後、Evernoteを使い始めた頃に買った「EVERNOTE HACK」の中にデータベースの再構築の話があったことを思い出しました。

 

思い付きのダメ元のことをするより、まずは正攻法で攻めるべきです。

 

該当ページは当時スナップショットを撮った記憶があったので探してみたのですが、見出しページのみしか撮れておらず、Webで検索してヒットした下記の記事を参考に作業をしました。

Evernoteの隠しコマンド?「デバッグ」機能でDBを高速・最適化

evernoteをデバッグモードで起動してデータベースを最適化

3.快適になりました

最適化が終わってから正味1時間ほどしか作業できていませんが、印象としてはかなりさくさく動くようになりました。

今までのところでは、テキスト編集時に固まることもほぼ無くなり、あってもすぐに復帰します(最適化前のプチフリでは、しばらく反応が返ってきませんでした)。

 

気のせいかもしれませんが、同期も早くなったかも。

 

4.注意点

今回は約9.9GBのデータベースで2時間30分ほどかかりました。

 

また、データベースの最適化中にはあまりWindowsクライアントからの作業をしない方が安全だと思います。

最適化中にEvernoteを使いたい場合は、ブラウザからEvernote操作をするなどして、最適化中のデータベースを壊してしまうリスクを避けましょう。

 

そういう理由から、寝る前などに仕掛けて放置するのが良いと思います。

 

[この記事の執筆にかかった時間 39分]

 

[2013年6月29日追記]

5.根本的解決にはSSDへの換装を検討しましょう

もしあなたのパソコンがSSDでなくHDDで動いていてEvernoteのプチフリにお困りの場合、HDDをSSDに換装することで症状が劇的に改善します。こまめに最適化をしなくても全く気にならなくなるくらいに。

 

パソコンに詳しくないと少々ハードルが高いかもしれませんが、全てが劇的に快適になります。検討してみてください。

[Evernote]画像をムリヤリ暗号化してみる

1.はじめに

期待して来られた方には申し訳ないのですが、タイトルに「ムリヤリ」とあるとおり、実用的な話ではなくネタにしかならない話です。

 

正直、私は実用的な活用方法を思いつきません。

しかし、せっかく試してみたことなので記事にしてみました。

 

2.前提:Evernoteで暗号化できるのはテキストデータのみ

Evernote全ユーザのパスワードリセット事件というのが2013年3月にありました。

 

この事件を契機に、Evernoteユーザはクラウドにデータを置くことについて、考え直したのではないかと思います。

 

Evernoteのデータを守るために講じるべき3つの対策。絶対安全なんて絶対ありえない。 | あなたのスイッチを押すブログ

 

Evernote ハッキングから考えるクラウド上にデータを置くということの意味 : I believe in technology

そういった中で、Evernoteの「暗号化」機能が注目を浴びました。

 

現状は、ばんかさんやreynotchさんがおっしゃっているように、Evernoteではテキストデータしか暗号化できません。

 

でも、本当にどうやってもできないのでしょうか。

 

3.Evernoteのエクスポートデータの中身はXML

手前味噌ですが、この記事で書いたとおりEvernoteのノートをエクスポートした際に出力されるenexファイルの中身はXML、つまりテキストデータです。

 

[Evernote]enexファイルの中身はXML。JPGのOCRは冗長構成。 - 流れるような一日を

 

ということは、「ああしてこうしてやれば画像のデータも暗号化してevernoteに置けるんじゃないか」と思い付き、試してみました。

 

4.やってみたこと

(1)画像を暗号化したノートを作る

・画像を1枚Evernoteに貼り付け

・そのノートをエクスポート

・enexファイルをテキストエディタで開き、全て選択してコピー

・新規ノートを作成し、ペースト

・全て選択して暗号化

 

これで、「画像のデータを暗号化したノート」が出来上がりました。

ただし、パスワードを表示しても画像は表示されませんのでご注意を。

 

(2)画像を表示してみる

・パスワードを入力して、暗号化したテキストを表示させる

・全て選択してコピー

・新規テキストファイルを作成し、拡張子を「enex」にする

・作成した新規enexファイルにペースト

・Evernoteに作成したenexファイルをインポート

 

結果、ちゃんと画像が表示されました。

 

5.実用化への問題点

(1)画像がすぐに表示できない

パスワードを入力しさえすれば画像が表示されるのがあるべき姿ですが、この方法では、新規にenexファイルを手作業で復元し、インポートする作業が発生します。

 

(2)モバイル環境では復号化不能

PCやMacが無ければ、上記の作業は現実的に不可能だろうと思います。iPhoneやAndroid端末では、暗号化された画像が入っているノートがあっても、それを元に画像を見ることができません。

 

6.編集後記

実用性の乏しい話を書きましたが、手作業でこういうことができるということは、技術的には画像の暗号化も可能である、ということを示唆していると思います。

 

2013年4月11日現在、Evernoteではテキストデータ以外の暗号化はできませんが、将来的にはできるようになっているかもしれませんね。

 

最後に蛇足とは思いますが、引用させていただいたばんかさんやreynotchさんの記事に対する批判のつもりは全くありませんので、ご理解ください。

 

当時からお二人の記事の読者なので、この記事を書くに当たってお二人の記事を最初に思い出した、ということなのです。

 

[この記事の執筆にかかった時間 54分]

[Evernote]ノートの作成時刻の変更方法

1.日付を変更できるとノートの表示順をコントロールできる

下記のごりゅごさんの記事で知ったテクニックですが、ノートの作成日を変更することでノートの表示順を自分の思うように変更することができます。

 

【小ネタ】Evernoteで「いつも見たい」ノートの日付を未来に変更する | ごりゅご.com

厳選したノートをすぐに目につくところに置くことができ、とても便利です。

 

2.時刻を変更する方法がわからなかった

私だけかもしれませんが、日付は変更できるのに、時刻は変更できないのかな、と長らく思っていました(この部分は、WindowsとMacでEvernoteクライアントの仕様が異なるのかもしれません)。

 

しかし、使っているうちに時刻も変更できることに気付いたので、自分のように困っている方がいるかもしれないと思い、記事を書いてみました。

 

3.カレンダー表示で時刻を変更できる

WindowsのEvernoteクライアントでノートの作成日時部分をクリックすると、下記のような画面が開きます。

createdDate

 

上記の画面には、時刻が表示されないのですが、日付の右側のカレンダーのアイコンをクリックすると、下記のようにカレンダーの一部として、時刻が編集できる画面が開きます。


CreatedDateCal

 

わかってしまえば大したことのない話ですが、誰かのお役に立てば幸いです。

[この記事の執筆にかかった時間 27分]

[Evernote]Bluewindから新規ノート作成、直後にノートリンク取得するスクリプトを自作しました(その3)

前回の記事で説明したbatファイルや秀丸マクロをbluewindで繋げて実行します。

 

1.まず、bluewindとは

一言で表現すると「コマンドライン型ランチャーソフト」でしょうか。

ご存じない方には、とゆさんの記事がわかりやすいと思います。

 

まるでどこでも窓!bluewindを紹介します [ とゆ空間 ]

例えば、「Evernote」というキーワードでEvernoteアプリを登録しておけば、

(1)ショートカットキーでbluewindを呼び出して

(2)bluewindの窓に「ev」と打ち込みEnter

という手間でEvernoteアプリが起動する、という痒いところに手の届くランチャーです。

 

自分がよく使うアプリや、アプリ以外にもEvernoteのノート等をいくらでも自分の好きなキーワードで登録できます。しかも使わない時には邪魔にならない。

手放せないツールの一つです。

 

2.各処理を実行するコマンドを作る

まず、bluewindで新規コマンド登録をする際の、私のデフォルト設定を示しておきます。

 

特にいじってなかったと思うので、新規インストールされたままなら同じ設定がデフォルトになっていると思いますが、念のため。

BWcommandDetail

 

BWcommandHighLevelSettings

以降、この設定から変更が必要な部分についてのみ記載します。

見出し部分がbluewindの「キーワード」になっています。

 

(0)getText

まず、ファイルからクリップボードへ文字列を取り込むためのツールを用意します。

 

bluewind&単機能ツール集 再配布所
上記リンクの下の方に「クリップボード関連」「テキスト取得」の「gettext.zip(220KB)」をダウンロードして、適切な場所に展開します(私の場合はbluewindを置いているフォルダの近くに置いています)。

展開後のフォルダ内「getText.exe」をリンク先にして「getText」 というキーワードで登録します。これをやっておくと、bluewind内においては「getText.exe」を呼び出すのに「getText」というキーワードを指定すれば済むようになります。

 

なお、下記の(3)の手順で直接「getText.exe」を指定してやるならば、この「getText」 というキーワードで登録する手順は不要です。

 

(1)createSingleNote

リンク先:C:\Shared\Dropbox\Apps\bluewind_共通\bat\createSingleNote.bat

パラメータ:(無し)

起動したプログラムが終了するまで待つ:オン

 

これは、前回記事の1.のbatファイルです。

 

(2)syncEvernoteLogOutput

リンク先:c:\program Files\evernote\evernote\ENscript.exe

パラメータ:syncDatabase /l C:\tmp\syncDatabase.log

起動したプログラムが終了するまで待つ:オン

 

(3)getNoteTitleToClipboard

リンク先:getText

パラメータ:C:\tmp\TitleContent.txt

起動したプログラムが終了するまで待つ:オン

 

(4)getSingleNoteLinkHidemaruMacro

リンク先:c:\program Files\hidemaru\hidemaru.exe

パラメータ:/xgetSingleNoteLink.MAC C:\tmp\syncDatabase.log

起動したプログラムが終了するまで待つ:オン

 

「getSingleNoteLink.MAC」が、前回記事の4.の秀丸マクロです。秀丸の「マクロファイル用のフォルダ」に置きます。

 

秀丸のマクロファイル用のフォルダの場所は、秀丸のメニューの「その他」→「動作環境」→「環境」で確認できます。

 

3.グループにまとめる

bluewindには「グループ機能」があり、複数のコマンドを順に実行させることが簡単にできます。

 

[bluewind] 1つのコマンドでらくらくルーチンワーク!グループ機能の使い方 [ とゆ空間 ]

上記のコマンド達を順に実行させるため、createNoteGetLinkというグループを作り、上記2.のコマンド達を(1)~(4)の順に並べ、グループの設定を下記のようにします。なお、(0)はグループに入れる必要はありません。

 

「入力時のパラメータにキーワードを使う」はオフ

「ワイルドカードを展開して渡す」はオフ

 

こうしておいた方が、ノートタイトルに予期せずキーワードやワイルドカードを使ってしまった際にも正常動作を期待しやすくなるのではないかと思っています。

 

ちなみに、元々オフになっている「全てのコマンドに同じパラメータを渡す」をオンにしてしまうと、syncEvernoteLogOutputが動かなくなったりします。ご注意を。

 

これで動くはずです。「createNoteGetLink (ノートタイトル)」とbluewindに打ち込むと、順にコマンドが実行され、最後にノートリンクが秀丸に表示されるはず。

 

4.最後に

もし間違っているところや、読んでいて意味がわからないところがあればtwitter等で教えて下さい。
直したり、私のわかる範囲で説明させていただきたいと思っています。

 

[この記事の執筆にかかった時間 80分]

 

[関連記事一覧]

[Evernote]Bluewindから新規ノート作成、直後にノートリンク取得するスクリプトを自作しました(その1)
[Evernote]Bluewindから新規ノート作成、直後にノートリンク取得するスクリプトを自作しました(その2)
[Evernote]Bluewindから新規ノート作成、直後にノートリンク取得するスクリプトを自作しました(その3)

[Evernote]Bluewindから新規ノート作成、直後にノートリンク取得するスクリプトを自作しました(その2)

前回の記事で、動機や全体の流れを説明したので、この記事で具体的な処理を紹介していきたいと思います。

 

おさらい:全体の流れ

1.ENScript.exeを使って、ノートタイトルを指定して新規ノートを作成

2.ENScript.exeを使って同期(この際、同期ログをテキストファイルに出力させる)
3.同期ログから、秀丸を用いてノートタイトルでgrep検索
4.ノート情報部分を切り貼りしてノートリンクに仕上げる

 

1.ENScript.exeを使って、ノートタイトルを指定して新規ノートを作成

ENScript.exe createNote /s (ファイル) /i (ノートタイトル)

というコマンドで、ノートタイトルとノートの内容となるファイルを指定してノートを作ることができます。

 

好みの分かれるところかもしれませんが、私はノートの1行目とノートタイトルを合わせた方がすっきりするので、下記のようなbatファイルを作りました。

echo %1> C:\tmp\TitleContent.txt
"C:\Program Files\Evernote\Evernote\ENScript.exe" createNote /s C:\tmp\TitleContent.txt /i %1
exit

このbatファイル実行時に、ノートタイトルを引数として渡すと、Evernoteに指定したノートタイトルのノートが出来上がります。

 

2.ENScript.exeを使って同期(この際、同期ログをテキストファイルに出力させる)

ここでもENscript.exeを使います。

ENscript.exe syncDatabase /l C:\tmp\syncDatabase.log


これを実行すると、同期が行われて、そのlogがsyncDatabase.logに残ります。ここからノート情報を切り出します。

 

3.同期ログから、秀丸を用いてノートタイトルでgrep検索

その同期ログの中に、下記のようにノートタイトルとノート情報が続いて出現する部分があります。

syncEvernoteLog

まず、ノートタイトルが出てくる行を探し、末尾の改行を削除、その後にノートタイトルを含む行だけをgrep検索で拾ってくる、ということをしています。

 

4.ノート情報部分を切り貼りしてノートリンクに仕上げる

ノート情報が得られたら、あとは前後の要らない部分を削り、アカウント情報をくっつけたり、ノート情報を繰り返したりすればノートリンクの完成です。

 

実際には3.と4.は秀丸マクロにやらせています。

 

現状は、秀丸マクロに外部から文字列をスマートに渡す方法がわからず、クリップボードを介して処理しています。

 

ファイルから持ってくる、または引数として渡す、ということができればクリップボードの上書きが避けられると思うのですが、秀丸マクロのヘルプを見てもすぐにはわかりませんでした。素人の限界です。

 

クリップボードに読み込む方法としては、bluewindのgetTextという単機能を使っています(次回の記事でbluewind周りを説明するので、そこで具体的な内容を書きます。)

同じ事をbatファイルを利用して実現することも可能だと思います。

 

さて、そんな感じですので、このマクロはとりあえず動くのですが自分でもよくわかっていない処理もあったりします。

切り貼りと試行錯誤だらけで、きれいなものではありませんが載せてしまいます。

 

「ノートリンク化」の最後の方に出てくる「(アカウント情報)」については、自分のノートリンクを確認して、自分のアカウント情報に置き換えて下さい。

例:"evernote:///view/00000000/s000/"

// 表示の更新抑止
disabledraw;

//検索バッファを変数に退避
$b=searchbuffer;
#s=searchoption;

//クリップボードから変数を読み込む
beginclipboardread;
$noteTitle = getclipboard;
$grepSentence="\.\*" + $noteTitle + "\.\*\\f\\n";

//一行化
    setcompatiblemode 0x0F;
    begingroupundo;
    replaceallfast $grepSentence , "\\0\\t" , regular, nocasesense;
    if( ! result )  beep;
    endgroupundo 1;

//元ウィンドウのハンドルを取得する
    #hwnd=hidemaruhandle(0);
//grep
localgrep $noteTitle,casesense;
clearupdated;
#h=hidemaruhandle(0);

//前後の削除
    setcompatiblemode 0x0F;
    begingroupundo;
    replaceall "^.*{" , "" , regular, nocasesense, nohilight;
    if( ! result )  beep;
    endgroupundo 1;
    begingroupundo;
    replaceall "}" , "" , nohilight;
    if( ! result )  beep;
    endgroupundo 1;

//ノートリンク化
    setcompatiblemode 0x0F;
    begingroupundo;
    replaceall "^.*\\f\\n" , "\\0/\\0/\\n" , regular, nocasesense, nohilight;
    if( ! result )  beep;
    endgroupundo 1;
    begingroupundo;
    replaceall "^" , "evernote:///view/(アカウント情報)" , regular, nocasesense, nohilight;
    if( ! result )  beep;
    endgroupundo 1;

//変数に退避しておいた検索バッファを戻す
setsearch $b,#s;

//新ウィンドウのハンドルを取得
    #hwnd_new=hidemaruhandle(0);

//元ウィンドウを閉じる(強制的に)
    closehidemaruforced #hwnd;
endmacro;

 

6.既知の制限事項

(1)秀丸マクロにキーワードを取り込む際に、クリップボードを経由しています。そのため、クリップボードが上書きされてしまいます。


(2)ノートタイトルに記号が入ると、途中で文字列が切れたり、最後まで動かなかったりすることがあります。

 

もし、こう直したらいいよ、というアドバイスがあれば教えて下さい。

 

いったんここで記事を終えて、上記1~5をbluewindで繋げる部分を次回の記事に書きたいと思います。

 

[この記事の執筆にかかった時間 56分]

 

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[Evernote]Bluewindから新規ノート作成、直後にノートリンク取得するスクリプトを自作しました(その1)
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[Evernote]Bluewindから新規ノート作成、直後にノートリンク取得するスクリプトを自作しました(その3)

[Evernote]Bluewindから新規ノート作成、直後にノートリンク取得するスクリプトを自作しました(その1)

1.このスクリプトで何ができるのか?

コマンドの引数にノートタイトルを指定してEvernoteに新規ノートを追加し、そのまま自動処理でノートリンクを取得する、というスクリプトみたいなものを作り上げてみました。

 

インプットとアウトプットがこういう感じになります。

 

インプット

createNoteGetLinkInput

 

アウトプット

createNoteGetLinkOutput

 

bluewind」(フリー)というコマンドラインランチャーソフト、その関連ソフトとして「getText」(フリー)、文字列の置換にテキストエディタ「秀丸」(シェアウェア)のマクロ機能を使っています。

 

2.動機

下記のはまラボへの寄稿記事にあるように、タスク管理ツールのタスクとEvernoteを紐付けて使っています。

 

Evernoteにリマインダ設置!RTMを連携した@neunz19 の使用例

 

こういうことをやっていると、タスクに関連する内容を入れていくための空のノートを作成し、すぐにノートリンクを取得してタスクにリンクさせておきたい、という要望が生まれます。


直感的に手作業でこれを行うと、Windowsクライアント等で新規ノート追加、同期、(同期完了を待って)ノートリンク取得、という手順となるでしょう。


非力なマシンだと、同期に時間もかかるし、いつ終わるかもわからず、ストレスの元になります。 これをどうにかしてもっとスムーズな作業にしたかった。

 

3.スクリプト自作のきっかけ

数ヶ月前のことになりますが、とゆさん(@toyu3)と一緒にtwitter上でマロ。さん(@maro_draft)主催のワークをさせてもらった際、EvernoteのENScript.exeの使い方周りでたくさんのヒントをもらい、「一丁自前で作ってみるか」と思って挑戦を始め、この度ようやく出来上がったものです。

 

このマロ。さんのワークが無ければ、私単独ではまず実現できなかったことだと思います。toggl_to_TaskChuteにも毎日お世話になっていますし、マロ。さんには足を向けて寝られません。ありがとうございます。

 

4.ノートリンクの構造

ノートリンクの構造については、こちらの記事が大変分かり易いと思います。

 

Web版Evernoteでノートリンクを作成する - s_z_k_3's Scripts in Tumblr.com

 

この記事からわかるように、ノートリンクは「アカウント情報+ノート情報」という構成になっています。

 

アカウント情報は自分一人が使う場合には固定値ですので、個別のノートのノートリンクを取得するにはノート情報の部分だけ判れば良いということになります。

 

個別のノートのリンクは、新規ノート作成直後にEvernoteの同期をすると、その同期のログの中に出てきます。

 

それを秀丸のgrep検索を使って拾ってきて、アカウント情報と繋げてノートリンクを取得することができます。

 

5.全体の流れ

やっていることはコマンドラインプロンプトからでも実行できる内容だと思いますが、実行時に便利なのでbluewindというコマンドラインランチャーソフトを使っています。

 

(1)ENScript.exeを使って、ノートタイトルを指定して新規ノートを作成
(2)ENScript.exeを使って同期(この際、同期ログをテキストファイルに出力させる)
(3)同期ログから、秀丸を用いてノートタイトルでgrep検索
(4)ノート情報部分を切り貼りしてノートリンクに仕上げる

 

今後の記事で、もっと具体的な処理を紹介するつもりです。素人ですので泥臭い処理が多々あるかと思いますが、ご了承下さい。

 

[この記事の執筆にかかった時間 60分]

 

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[Dropbox]マスターマネーをクラウド家計簿にする

1.記事を書くきっかけ

単純作業に心を込めてさんのこのような記事を見たので、私も自分の環境を記事にしてみることにしました。

 

Let’s 家計簿を、Dropboxを使って、クラウド対応家計簿として使う(非公式・自己責任) » 単純作業に心を込めて

 

大きな枠組みとしては、単純作業に心を込めてさんと同様ですので、独自部分のみ書いてみます。

 

2.マスターマネーという家計簿ソフトを使っています

マスターマネー6

 

以前は家計簿マムというソフトを使っていました。家計簿マムに不便を感じたのは、そのマウス使用を前提に作られたインターフェース。パソコン初心者向けには直感的で優れていると思いますが、キーボードだけでガシガシ入力してしまいたい人間にはストレスでした。

 

それから乗り替えたマスターマネーの良いところは、キーボードだけで入力ができること、CSV等のインポート、エクスポートができることです。

 

ちなみに不満もあります。

 

Alt+Tabで画面の切替をした際に、カーソル位置が移動してしまうという問題(どうも私のAlt+Tabの押し方に問題があるようです)が不便なのですが、家計簿ソフトとして必要な機能は一通り備えた高機能なソフトだと思います。

 

3.タスク管理アプリ→Evernote→家計簿アプリと連携させる

(1)Dropboxのパスを各PCで合わせる

私の場合は各PCにて「C:\Shared\Dropbox」と設定しています。ここに家計簿のデータを置くことによって、同一のショートカットを各PCで使い回せるようになります。

 

(2)家計簿作業用のノート(Evernote)を用意する

(3)ショートカットを上記ノートに貼り付ける

具体的内容は下記のはまラボへの寄稿記事に詳しく書いています。

Evernoteにリマインダ設置!RTMを連携した@neunz19 の使用例
Toodledo等のタスク管理ツールのタスクから、流れるように家計簿入力を始められるようになり、取りかかりがスムーズになります。

 

[この記事の執筆にかかった時間 30分]

[Evernote]添付ファイルの脱落、反映漏れへの対応

つい先ほど、添付ファイルの復旧をしたところなので、忘備録を兼ねて記事にしてみます。

 

1.添付ファイル機能の概要

Evernoteの添付ファイル編集時の動作は、いったんローカルに保存したファイルをOSの機能で開き、編集作業終了をEvernote側で検知してファイルを更新する、という形になっています。

 

下記の記事に詳しいです。

 

Evernote 添付ファイルの仕組みと応用(nanapi)

 

2.問題の所在

私はExcelでよくトラブルになるのですが、変更したはずの内容が反映されていない、Excelファイルが脱落する(今朝初めて遭遇)、というトラブルの経験があります。

 

必ず発生するわけでは無く、そもそもExcel特有の問題なのか、他のアプリでも起こり得ることなのかは不明です。

 

補足:アプリケーションの関連付けについて

なお、ファイルを右クリックから「アプリケーションを指定して開く」で開くと編集結果が保存されません(もしかしたらEvernoteクライアント側で対応済みかもしれませんが、少なくとも以前はそういう動作でした)。

 

デフォルトのアプリケーション以外で編集したい場合は、アプリケーションの関連付けを変更してやる必要があります。

 

3.問題への対応

上記記事にも出てきた「Attachments」フォルダからファイルをコピーしてきてやると、編集後の添付ファイルが回収できることがあります。

 

「Attachments」フォルダの探し方は、オプションから「データベースフォルダを開く」から辿ると早いと思います。

「Attachments」フォルダデータベースフォルダ内にあります。

 

今朝見たところでは、ほぼ全ての添付ファイルに「.backup」という拡張子が付加されていました(以前は素のファイルが置いてあった記憶があります)。

 

更新日時でソートして目的のファイルを探し出し、拡張子を直してみると、お目当ての編集後のファイルを取り戻すことができたのでした。

 

4.残念ながらうまくいかない時もあった

今朝のケースは運良くファイルの復旧に成功したのですが、以前経験したケースでは最後の編集結果が残っておらず、途中の変更までしか取り戻せなかったこともありました。

 

複数回の編集をした際などに、ファイル名の重複を避けるための処理と思われますが、ファイル名に[1]や[2]が付加されてファイルが開くことがあります。

 

この処理の周りが怪しそうだな、と個人的には思っています。

 

対応策としては「添付Excelファイルを保存したら、反映されたか再度開き直して確認する」というアナログな対応をしています。

できるだけ早い段階で気付いた方が、傷が小さく済みます。

 

[この記事の執筆にかかった時間 40分]

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坂根(昔はneunzehnと名乗っていました)

Author:坂根(昔はneunzehnと名乗っていました)
■信条
手間は少ない方が良い。
機械にさせられることは、機械にやってもらえば良い。人間は、人間様にしかできない仕事に力を割くべき。
自分の記憶力にはできるだけ頼らずにものごとを処理したい。

■環境
Windows7
スマホ:docomo SC-04E(Android4.2)

■その他
男児1人、女児1人の父親。
妻を含めて4人家族。
職業は司法書士。

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Author : Masayuki Sakane