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[司法書士試験]午後科目の時間配分

1.午後科目は時間との闘い

答練で早々と退出する人のように、実力が十分にあって余裕のある人はいいでしょうが、私はそこまでの領域には達しませんでしたし、たいていの受験生は午後科目では「時間が足りない」感を持っていると思います。

 

しかし、バランス良く択一と記述の基準点を越えていくためには、時間配分を避けて通れません。

 

力技で実力をつけ、頭から正直に問題を解いていっても十分時間に間に合うように磨き上げる、という方法もあるかと思いますが、それはとても遠回りだと思います。

時間をかけずに走り抜けるところ、きちんと時間を確保して考えるべきところがあります。自分の解答時刻を記録、分析して最適化していく方が近道だと思います。

 

私の場合の時間配分を紹介してみます。

 

2.私の時間配分

  時間(分) 時刻
民民保 18 13:18
供託書士 7 13:25
商登択一 15 13:40
不登択一 35 14:15
不登書式 45 15:00
商登書式 55 15:55
チェック 5 16:00

※表示が煩雑になるので載せていませんが、不登択一、商登書式については中身をもう少し細かく区切って時間配分を構成しています。チェックポイント間が長いと、どうしても遅れているのかどうかがわかりづらくなってしまうので。

 

毎回の答練の度に、問題用紙の表紙に「科目、時間、時刻」をざっと表にして手書きし、科目の切り替わりごとに時刻を記録し、振り返りをして少しずつブラッシュアップして作り上げた時間配分です。

 

私に最適化されていますので、誰にでもあてはまる時間配分ではありません。しかし、時間が足りないと感じている方は、少なくとも自分の時間配分を作ってみて最適化を試みるべきだと思います。

 

自分としては、もっとマイナー科目に割く時間を減らし、不登択一に時間をかけたいという思いがありましたが、マイナー科目をその域まで磨き上げることができず、多くの肢を検討しなければならないことが多かったので、比較的得意科目感のある不登法で時間を稼ぐほかない、という時間配分でした。

 

どの科目もギリギリの配分なので、ふと迷い過ぎて思考がループに入ってしまうと、商登書式の添付書類が適当にしか書けない、という事態がすぐに発生します。

何度も経験しているのですが、この時間が無い時の焦りは思考力をてきめんに奪っていきます。

 

姫野講師もブログで繰り返しおっしゃっていますが、「しっかりと時間を残すこと」はまず最初に取り組むべき記述対策だと思います。

 

姫野司法書士試験研究所 お前は本当に記述式問題が苦手なのか?
最高の記述対策は時間をかけること。そのために択一の解答時間を短縮する。

ちなみに、記述の答案が最後まで書けないと、自己採点の際に「時間が無かったのだから仕方ない」と復習がおざなりになる、という追加の悪効果もあります。

 

3.本試験での実際の時間配分

受験後に後悔したくなかったので、本試験での第一目標として「時間配分をクリアする」というものがありました。

 

バランス良く解いて基準点をクリアしなければなりませんし、時間切れでもどれかの科目の力押しで合格できるような実力も私にはありませんでしたので、全科目で実力を発揮できなければ合格はおぼつきません。

 

成績がどうであれ、全科目で実力を出し切った答案を書く。そういう気持ちでした。

 

本試験後に各科目の時間配分を確認してみると、こういう時間配分になっていました。

  時間(分) 時刻
民民保 18 13:18
供託書士 5 13:23
商登択一 13 13:36
不登択一 42 14:18
不登書式 45 15:03
商登書式 47 15:50
チェック 10 16:00

 

(1)商登法のボリュームが少なかった

商登書式の近年の傾向として、前半後半に分けて書かせ、書くボリュームが多く時間がかかるというパターンが多かったので、商登書式の問題の検討を終えた時は「こんなんで良いの?」という印象を持ちました。

 

ともかくそのボリュームの少なさのおかげで、目標時間配分は楽々クリアできました。ラッキーだったと思います。

 

(2)チェックの時間で不登書式の添付書面欄を見直せば良かった

心残りはチェックの時間が多めに余ったのに、不登書式の添付書面欄の見直しをしなかったこと。

 

不登書式は添付書面欄の記載方法の形式が去年までとガラリと変わり、困惑しました。

そこで、「細かく見てはいられない。クリティカルなところだけを拾おう」という方針でざっくり書いたのでした。

 

マークチェックしたり、書式の問題を読み返したり、書式の答案を上から順に眺めてみたり、ということをして時間を過ごしましたが、もったいなかったな、と今になって思います。

 

答練の時から、「自信の無い問題は後から戻ってこれるように折り目をつけておこう」というような習慣をつけておけば、ここで余った時間を有効活用できたのかもしれません。

そもそも答練では時間が余ることが稀だったのと、余った時間で1点でも上げよう、という気力が残っていないことが多かったので、致し方ないのかもしれませんが。

 

もし来年また司法書士試験の勉強をしなければならないとしたら、余ったチェック時間の有効利用もきちんと考えていきたいと思います。

 

4.おまけ

私の妻も受験を経て司法書士(もう10年以上前の平成13年合格)、になっているので受験についてのアドバイスを求めたことがあります。

しかし、もしかして愛のムチなのでしょうか、参考にならないことが多い。

 

彼女に記述や時間配分について訊くと、

 

・記述は好きだったのであまり苦労したことは無い

・時間が足りなくなったことはほとんど無い(答練にはよく遅刻して行っていた、とも)

 

という強者っぷり。天才肌なのかな、と思いますが、彼女の経験を参考にすることはあきらめました。

 

ちなみに彼女も何年も受験しているので、短期間で要領よく勉強を終わらせられるタイプではありません。当時は長期戦覚悟で毎年毎年受験していたそうです。

 

合格した年も、自分が受かっているかも、という自覚は無かったらしいです。

合格時の自己採点は午前26、午後30。

 

当時は基準点という用語も無い時代だったそうですが、合格がわかった後、予備校の講師から「正直、お前が受かるとは思っていなかった」と言われたそうです。記述のデキが良かったんでしょうね。

 

そういう意味では、今年午前択一が基準点ギリギリで午後の方が成績が良く、記述での上乗せ頼みな私の成績と通ずるものがあります。

 

似たもの夫婦ってことでしょうか。それとも補助者をしながら兼業受験生しているとこういう傾向になってくるんでしょうか。

[司法書士試験]ベテラン受験生の亡霊

6回目の受験にしてようやく初の基準点越えをした、生粋の「ベテラン受験生」neunzehnです。

私の場合は、実力はあるけど本番に弱いとかそういうパターンではなく、単なる実力不足でこれまで基準点を超えられなかった、本当に悪い意味で使われる「ベテラン受験生」です。

 

一丁、ベテラン受験生の記事を書いてみることにしました。

 

1.ベテラン受験生って強いの?

きっかけは遊々さんの下記の記事です。

遊々の「司法書士試験ってどうすれば受かるの?」 司法書士試験の難易度を下げる方法
遊々さんの答練結果には、いつも刺激をもらっていました。

初受験の人が減る

受験者がベテランばかりになる

さらに、司法試験不合格者が流れてきて、午前の平均点が上がる

ますます試験が難しくなる

今回の記事を書く動機になった部分の引用です(記事の本論とは違う話に食いついてすみません)。

 

この下りを読んで「ベテラン受験生はデキる」というイメージをみんな持ってるよな、と思いました。
実際、私の中にも漠然とそういうイメージはありましたし、皆さんがそう感じるのもよくわかります。

 

2.実力のあるベテラン受験生ってたくさんいるのか?

実は、合格する実力を持ちながら何年も受験するベテラン受験生って、それほど数はいないんじゃないか、と私は思います。

 

そもそも本当に要領が良く、本番にも強い人は一発で合格したり、2年目で合格したりするので、ベテラン受験生にならないです。

 

また、本当に実力のあるベテラン受験生も、実力を発揮して合格したら次の年にはもう受験しません。脅威になるのは合格する年だけです。

 

つまり、恐れられている「実力のあるベテラン受験生」ってのは、そんなに数がいるはずがないのです(それでも毎年一定の割合、いるだろうとは思いますが)。

 

また、お金の面で何年もベテラン受験生をやってられる環境にあるかどうか、という話がありますので、やはりベテラン受験生を続けられる人は限定的になると思います。

 

3.ベテラン受験生も一介の受験生に過ぎない

自分もベテラン受験生なので自嘲を込めて言いますが、本試験に参戦するベテラン受験生って、所詮は「今まで総合合格点に達したことが無い受験生」なんです。

 

そもそも、基準点を突破し、総合合格点を超えて合格することを目指して勉強しているはずなのに、今まで総合合格点を超えたことが無い人たちを恐れて、合格などできようか、と私は思うのです。「あなたは今年総合合格点超えるつもりなんだよね、本当に人を押しのけて合格する気あるの?」って話です。

 

(1)一つのベテラン受験生の具体例として

これまで私が受験した本試験の成績です。

  択一午前 択一午後 不登記述 商登記述
平成20年 22 20 択一足切 択一足切
平成21年 28 21 択一足切 択一足切
平成22年 20 25 択一足切 択一足切
平成23年 記録紛失 記録紛失 択一足切 択一足切
平成24年 25 24 択一足切 択一足切
平成25年 28 29 26 ※ 30.5 ※

※LECの再現答案採点サービスの採点結果

 

周りの受験生にとって私が脅威になり得たとしたら、今年の受験だけだと思います。

ちなみに、去年まで芽が無かったからといって、今年もそうとは限らないということも言えると思います。

 

そして、想定どおり今年ちゃんと受かっていれば、もちろん来年の本試験は受験しません。

 

4.初受験の人がノーマークなのはなぜ?

視点を変えて、そもそもベテラン受験生は脅威とみなされることがあるのに対して、初受験の受験生には皆さん無頓着なのはなぜでしょう。

 

毎年、一定割合の一発合格者がいて、そういう人たちが確実に合格者の席の一部を占めているのに、初受験組は皆さんノーマークなんですよね。

 

一発合格が稀だとは言え、インプット講座が終わった年であればその記憶が残っているでしょうし、2,3年目の受験生と比べて劣るのは演習量と経験くらいのものです。決して侮れない存在である、と私は思っています。

 

5.想定すべきライバル像

そういったことを踏まえて、私は「今年、基準点を超えてきて、総合合格点を争う実力を持つ受験生」を想定すべきライバル像としています。

 

例え初受験でも、本試験までにきちんと実力を備えて受験に望んでくれば脅威です。

 

逆に、何年勉強していようと、答練でどんな成績を取ってこようと、今まで総合合格点まで取ったことがないという点においては実力のあるベテラン受験生であっても、自分と同じ一介の「受験生」です。

 

「自分は今年こそ合格する」というつもりであれば、自分は今年は総合合格点を超えるつもり、ということですから、ベテラン受験生を自分と同列以上に扱う必要は無く、必要以上に恐れる必要は無いわけです。

 

6.敵を自分で勝手に大きくしない

存在しない「実力のあるベテラン受験生」の虚像に怯え、勝手に萎縮するのはもったいないことだと思います。

 

毎年毎年合格者が出ている以上、上位層の一番上2.8%は必ず抜けていくのですから、この司法書士試験の世界では確実に新陳代謝が機能しています。

 

司法書士試験に対する意識としては、「次は自分がそこへ上がっていくぞ」と思っていれば良い、と思っています。

競争試験ではありますが、そういう意味では自分との闘いですね。

 

少し脇道に逸れますが、競争試験である、という部分は「みんなが解ける問題を落とさない、誰も解けない問題は解けなくて良い」という部分で重視すべき問題だと思います。

私は過去問至上主義者なので、特にそう考えています。

 

過去問知識で解けない問題を解ける知識をベテラン受験生は持っているかもしれませんが、そういう知識が無ければ合格できない試験ではないと思います。

 

7.まとめ

・実力のあるベテラン受験生の数は多くない

・ベテラン受験生も一介の受験生に過ぎない
・実力があるベテラン受験生が脅威になるのは合格する年だけ
・初受験組もライバルの一部
・敵を勝手に大きくしない
・できる人は上から順に抜けていき、残らない。新陳代謝。

[司法書士試験]択一基準点はクリアしていました

1.私の本試験成績(現時点での判明分)

(1)本試験直後の自己採点(既出)

過去記事でも書いたとおり、平成25年度本試験の自己採点は下記のとおりでした。

午前択一:28/35
午後択一:29/35
不登法書式:7割
商登法書式:9割

 

(2)私の最大のリスクは午前科目択一でした

LECの基準点予想は午前28、午後27というもの。

午前が1点でもそれを上回れば、今年の不合格確定です。記述の採点すらしてもらえません。

 

基準点が28点以下であることが確定するまでは、基準点ばかりが気になって、他のことをしていてもふと気になり始めてそわそわしたりしていました。

 

(3)LECの再現答案採点サービス

記述式再現答案無料添削サービス|平成25年度 司法書士筆記試験 受験生応援サイト|LEC東京リーガルマインド
当面の関心事は択一午前の基準点でしたが、それをクリアした後は記述も含めた総合点の勝負になることはわかっているので、記述の採点も受けてみることにしました。

 

幸い、本番での時間配分には成功していたので、登録免許税の額や、不登法の添付書面の記号も問題冊子にメモできていました。それなりの精度で答案は再現できたと思っています。

 

採点結果は、下記のとおり。

 

不登法:26点

商登法:30.5点

 

ちなみに、「共有者全員持分全部移転」を「所有権移転」と書いたのに丸になってたり、厳密感に欠ける印象はあるのですが、客観的な評価として参考にはなると思っています。

 

そして、足して約8割ということは、結果として自己採点での予想も悪くない精度だったかな、と思いました。

 

2.2013年8月12日16:00に法務省HPにて基準点発表

(1)正式発表の基準点

法務省:平成25年度司法書士試験筆記試験(多肢択一式問題)の正解及び基準点等について
午前:28点、午後:27点。

午前28点ですので、心配していた午前択一もギリギリでクリア。LECの予想どおりの基準点だったので、さすがLECだなと思いました。

受験生から集められる統計情報も他の予備校より多いのでしょうから、当然かもしれませんが。

 

3.次の発表は筆記試験の合格発表

次は10月2日に択一×2、記述を総合した筆記試験合格発表があります。

実質、ここで合格していれば司法書士試験に受かったと同義です(その後に口述試験も存在しますが、受験した上で成績で落ちた受験生は存在しないというのが定説)。

 

(1)記述次第だが、ここ数年の傾向から大きく外れなければ受かってると思う

司法書士試験の難易度を上げる基準点とは? [司法書士試験] All About
近年の基準点の推移や、基準点と総合合格点の開きについて、参考になった。
上記の松本講師の記事を見ても、まず大変なのは基準点を全てクリアすること。「基準点をクリアできるようになったら合格まではあと少し」と受験界で言われていますが、本当にそのとおりだと思います。

 

私が気になるのは、択一でギリギリの点数だった場合に、記述でどれくらい上乗せしなければならないのか、という部分でしたが、記述で8割得点できていれば総合合格点には届いていそうだな、と感じています。

 

自分の記述の記録・記憶とLECの採点を信用すれば、という条件は付きますが、枠は外していないですし、失点は間違える人がそれなりにいる部分の軽微な失点の積み重ねなので、LECの採点から大きくぶれることも無いだろうと思っています。

 

逆に、LECや私の想定と大きくことなる採点がなされる場合、今後の司法書士受験が異なる方向性を目指している、ということを示唆することになると思います。

 

例えば、択一の基準点を下げる代わりに、記述の基準点は択一並みの得点を要し、9割方完璧にできていないと合格できない、という傾向になる等。

今年の択一基準点は、去年並みであったと思うので、少なくとも今年に限ってはそういうことは無さそうですが。

 

(2)受験生の難易度感覚は当てにならない

少し脇道にそれますが、問題を解いた後に受験生の感じた難易度は当てにならないはずだ、と私は思っています。

直前期に成績は伸びるはずだから、それ以前の時期に受けた模試等の自分の成績等を元にした感覚とはずれて当然。

 

「簡単だったから周りの受験生もできたはずだ。こんな点数では足りない」と感じたとしても、問題の難易度は例年並みだった、ということも十分起こり得るわけです。

 

結局、多くの受験生が受かったり落ちたりしてるパターンを何年にも渡って見てきている上に、受験生の回答やアンケートで統計的な情報を集めてる予備校の話しか参考にはならないだろう、と思っています。

 

(3)結局フタを開けてみるまではわからない

受かっているはずだ、と自分でいくら信じていたところで、客観的現実として不合格になる可能性は確実に存在するわけです。

 

今年の本試験は終わっている以上、もしダメだったら来年再挑戦しなければならない可能性はある。

 

そういう思いを抱えながら、10月まで悶々と日々が過ぎていくのを待つわけです。

 

本試験が終わって自己採点が済んでから、「早く基準点が発表される8月にならないかな」とずっと思っていたわけですが、今度はそれが筆記試験の合格発表にスライドしただけの話です。

 

物心ついてから、こんなに「早く日々が過ぎれば良いのに」と思ったことはありません。何かに取り組んで気を紛らわせれば良いのでしょうが、心ここにあらずで手につきません。

 

(4)10月2日まで何をして過ごすか

(a)何も考えずに遊び呆ける

これ、今の状態です。「本試験が終わったらやろうと思っていたこと」を片っ端からやり、勉強は一切していません。

 

基準点をクリアしていないことが明確だった場合には、来年に向けて勉強を開始していたと思うのですが、「いけるかも」という成績だったので、こういう方向になりました。

 

(b)土地家屋調査士の勉強を緩やかに始める

これは、本試験受験後、しばらくしてから考え始めていたことです。

司法書士に受かったら、土地家屋調査士もいつかは取ろうと思っていました。妻や妻の両親の期待もありましたので。

 

合格してから、と漠然と思っていましたが、マンガ読んだりゲームしたりして無為に過ごすより、早くにぼちぼち始めてもいいのかな、と。

 

ただ、今年の最終結果がダメだった場合、土地家屋調査士の勉強は再開までかなりのスパンが空くことになってしまうのがリスクです。

 

また、合格していた場合には研修やらでしばらく忙しいらしいので、どちらにせよ勉強は途切れ途切れになることが予想されます。

アウトプットの答練等が含まれるパックでなく、インプット講座だけを受講できる形態はないのかな、と資料請求を検討しています。

 

(c)対人スキルを磨く

ブログを書いていてさっき思いついた案です。

 

今は補助者として、事務作業が圧倒的に多いです。対人対応も、基本的には「使者」的な内容が多く、最終的には「司法書士に確認してみます」というような対応になります。

 

資格者になった後は、今より対人対応が増えることが想定されるので、そういう面を磨いておくべきかもしれません。

 

とはいえ、実務としてやっていくうちに磨かれる部分もあると思いますし、やってみないとわからない部分もあると思うのですが、元々そういう分野に弱みを感じている自分にとっては、人間的にもプラスになる分野かな、と思ったり。

[司法書士試験]本試験の時計管理

1.本試験の開始、終了時刻を正確に把握する

かれこれ5回も6回も司法書士試験の本試験を受験したベテラン受験生ならではの経験を書いてみます。

 

本試験で自分の時計を試験官の時計にぴったり合わせ、正確な残り時間を把握する方法です。

 

「午後問題で時間が足りなくなるから、いつ終わるのか1秒単位で正確に把握しておきたい」という受験生に特に有用だと思います。

逆に、そんなものは分単位でわかれば十分、という方には細かすぎる話かもしれません。

 

(1)古き良き時代

数年前は、会場の入り口にデジタルの電波時計が置いてあり、「この時計で試験を行います」という措置がありました。

 

これは大変楽チンでした。そこで時計を合わせておけば、あとは試験の直前にいろいろな策を弄する必要もありません。

 

しかし、少なくとも自分が受験した受験地では、一昨年(2011年)以降そういう措置は無く、全て試験官個人の時計で実施されました。

 

(2)流れに任せているだけでは、正確に合わせることは難しい

今年(2013年)私が経験した例だと、試験官が受験の注意などを読み上げていた最中、いきなり「今、私の時計で9時25分40秒です」と彼の時計の現在時刻を宣言しました。

 

受験生は皆、自分の時計を手に取りました。でも、その後受験生が期待していたように9時26分ちょうどや27分ちょうどに再度時刻を教えてくれることはなく、皆、どうにもできないまま試験開始まで待っていました。

 

これは、不親切というか何というか。

以前の措置を知っているだけに、「見えないところにある個人の時計で試験を行うくせに、受験生にはそれに合わせさせてくれないなんて、公平に反する」と感じました。

 

でも推測するに、あえてそうしたくない理由があるんでしょうね。

受験生の時計を試験官の時計に合わせさせるとトラブルの元になる(早かっただの遅かっただの)から、積極的には時計を合わせさせたくないのだろうと思います。

 

正確に合わせさせなければ、少々の手落ちがあってもわかるまい、ということなんでしょうが、ちょっと考え方がセコいように思います。

おそらくは試験官個人の考え方ではなく、法務省としての方針なんでしょう。お役所としてはいろんなトラブルのリスクを減らしたいんだろうな、と思いました。

 

2.試験官の時計に自分の時計を合わせる方法

というわけで、皆と一緒にただ待っていても正確な時刻を得ることはできません。能動的な行動や、事前の準備が必要です。

 

まず、準備が無くても行動すれば良い方法から。

 

(1)ダメ元で手を挙げて直訴

去年(2012年)の話です。

 

午前科目の試験開始前の説明が終わったあたりで、どうやら受験生に時計を合わせさせるような手順は説明の中には無さそうだ、と判断しました。

 

どうするかな、と考えた後、待ち時間の間に手を挙げて、「時計を合わせたいんですが、そういうことは難しいんでしょうか」と会場スタッフに相談したところ、私のところにだけ試験官の時計を貸してくれて、時計を合わせさせてもらうことができました。

 

これは、手を挙げたもん勝ちだったな、と思います。

 

ただ、不公平感は感じます。本来は、全員に時計を合わせる機会を与えるべきだと思います。

 

なお、この方法は試験官の裁量によっては、許可してもらえない可能性があります。

ダメ元で試しましょう。

 

(2)時計を2つ用意する

こちらは事前準備が必要ですが、後ろめたさも勇気も必要無いのでオススメです。

 

試験官の時計に秒針まで合わせるための時計(A)と、大まかな時間を把握するための予備の時計(B)の2つを用意します。

なお、どちらの時計も、余裕をもって電池交換しておくと、より安心です。

 

Bの方は、標準時にでも合わせておけば良いと思います。Aの方は数分前に秒針を00に合わせて止め、試験官の「では始めて下さい」に合わせて動かし始める。

 

Q:1つじゃダメなの?

A:1つだとリスクが大きいです。

まず、1つだと秒針を0に合わせて時計を止めた後、時刻の進行が掴めなくなります。

例えば9時27分に止めた後、9時30分ごろの開始の合図まで、いつ試験官が開始の合図をするか、試験官から目が離せなくなります。

 

次に、「始めて下さい」の合図に正確に合わせたつもりが、時計が動き始めていなかった場合、あなただけが時間の進行を掴めないまま午前科目2時間を闘いきらなければならなくなります。

そういうリスクは避けたいですね。「要らぬことをしなければ良かった」と後悔する羽目になります。

 

そういうリスクを避けるためにも、正確に試験官の時計と一致していなくてもとりあえず動き続けている時計がもう一つあると安心なのです。

 

3.ハプニング事例集

私が遭遇した事例を紹介してみます。

どちらも「そういうことがあり得るんだ」と知っていれば、慌てることもないでしょう。

 

(1)前に置き時計を置いておきながら、いきなり試験官個人の時計で試験を始める

これは一昨年(2011年)の話。

 

この時は、受験会場の教室の前の方に置き時計が置いてありました。ちなみに、教室に元からかかっていたものではなく、わざわざ試験のために置いたと思われる位置です。

 

わざわざ置いてあったら「ああ、この時計でやるんだな」と思いますよね。自分の時計の秒針もこの時計に合わせました。

 

でも、午前科目の開始時、試験官が「では私の時計で始めます。始めて下さい」と試験を自分の時計で始めました。

試験官の時計と前に置いてある時計とは合わせてないみたいでした。私だけかもしれませんが、とてもびっくりしました。

 

この年は「前にわざわざ時計を置くなら、その時計と試験官の時計は一致させておいて欲しい。どっちをどっちに合わせるんでもかまいませんから」と午前科目の後に文句を言った記憶があります。

 

前に時計が無いんなら、試験官の時計でやることに異論はありません。でも、会場側でわざわざ時計を置いた上でこんなことするなんて、いったい何のトラップか、と思いました。

 

(2)配布物や受験の注意に時間がかかり、13:02から試験開始

これは今年(2013年)の話。

 

私が受験した教室は、結構小さめの教室でしたが、教室の規模と配置人員の比率が微妙だったのかもしれません。午後試験の問題冊子や解答用紙の配布に時間がかかったようでした。

試験官が問題文の注意書きを読み始めたのが55分頃だったと思います。

 

説明を読むペースと残り時間を考えるに、どう考えても13時までに氏名や受験番号を書く時間が残っているとは思えません。

また、試験官の説明を読むペースにも、ちっとも急ぐ様子が見受けられません。

 

隣の席のお姉さんは、こっそり氏名や受験番号を書き始めていました。

 

そういえば、午前科目の時は「私の説明が終わるまでは、記入を始めないでください」という説明がありましたが、午後科目の時には明示的に言っていませんでした。

また、周りを見てみると、ちゃっかり書き始めている人も数名いる様子でした。

 

試験官も時刻を宣言する段になって「今、私の時計で・・(しばらく沈黙して考えている様子)13時ですから・・・(とその後何事もなかったかのように説明に戻る)」と、その段になってようやく時刻が押していることに気付いた様子でした。

 

どうするんだろう、これでこの会場だけ短い受験時間になったら暴動ものだぞ、と思っていたら、結果としては「13時02分から16時02分まで試験官の時計で試験を行う」という説明がなされて、受験生一同ほっと胸をなで下ろしました。

 

ハラハラさせられた体験でしたが、本来の目標時間のとおりに解いていけば、最後に2分のボーナスがあるようなものです。

そういう意味では2分遅れの開始は、ラッキーなことだったのかもしれません。

 

ただ、要らぬことを考えずに試験に集中できるように、できれば本来の時刻に始めて欲しいものです。

 

4.まとめ

・漫然と待っていても正しい時刻は得られない。

・対処方法:ダメ元で手を挙げてみるか、事前に時計を2つ準備しておく。

・試験会場に置き時計があっても、試験開始の合図は別の時計でやることがある。

・試験開始時刻が遅れたら、終了時刻も遅くしてくれる。焦らなくて良い。

 

5.G-SHOCK購入しました【2013年10月5日追記】

コメント欄でバナナさんにG-SHOCKのストップウォッチ機能が良いよ、と教えていただいたので、検討の末、購入してみました。

 

G-SHOCKにはこれまで馴染みが無く、たくさん種類があって選ぶのに苦労しました。注意したのは下記のポイントです。

 

・ストップウォッチに60分計、24時間計、1000時間計など複数スペックがあるので、うっかり60分計モデルを掴まないようにする

・反転液晶タイプは見辛いらしいので避ける

・できるだけ低価格

 

初めて買うG-SHOCKなので、まずはともかく買ってみて、使っているうちに欲しい機能もわかってくるかな、と思いました。高いモデルを買うなら、自分の好みがわかってからでいいや、と。

 

そのようにして選んだモデルがこれです。

 

購入した9月11日当時の価格で9,180円でした。安いことは正義です。

 

月の満ち欠けや、潮の満ち干がグラフで表示される機能があったりします。

潮はどうでも良いですが、メガテニストなので月の満ち欠けは少し魅力的です。

 

あれから答練も試験も受けていないので未出動ですが、少し心配していた液晶は見易く、現場で活躍してくれそうです。

[司法書士試験]本試験が終わりました

1.自己採点の結果

LECの解答速報を参考に自己採点しました。

 

午前択一:28/35

午後択一:29/35

不登法書式:7割

商登法書式:9割

(書式の自己採点はかなりアバウトです)

 

2.感想など

(1)会社法択一満点

自己採点している最中、民法で結構失点していました。

後半に苦手の会社法がひかえているので、「今年もダメだったか」と一瞬思いましたが、会社法は全問正解していました。

 

直前期の詰め込みで会社法の仕上がりがギリギリ間に合った、ということでしょうか。

 

実は、会社法に苦手意識を残したままだと、仮に合格できても「会社法が施行されてから合格した司法書士です」とアピールするのがやぶ蛇になりそうで怖いな、と思っていました。

これで実務についてからも自信を持ってアピールできそうです。

 

(2)午後科目で時間が余った

答練や公開模試でも時間が余ったことはほとんど無いので、本試験の午後科目での最低ラインの目標は「時間切れにならないこと」でした。

 

開始時間についてちょっとしたハプニングがあったりしたものの、全体的には目標としていた時刻目標をだいたいクリアしながら進めることができました。

結果として、最後に解いた商業登記法書式には60分残すことができ、時間的余裕を持って解くことができました。

 

その商業登記法書式そのものも、2回に分けて登記するパターンでなく、1回で全部登記するパターンだったのも、時間がかからずに済んだ理由かもしれません。

 

焦っていると、商業登記法書式の添付書面あたりに差し掛かる頃にはまともに考えらず、思いついたことをとりあえず書くというような精神状態になることも多かったので、時間に余裕があると違うもんだなぁ、と感じました。

 

(3)不登法書式

枠を外すようなミスは無かったものの、申請人や添付情報で多数のミスをしていました。

 

元々午後科目は時間が足りないと思っていましたし、遺言執行者が絡む申請人欄の記載には自信が無く、また、特定方法がガラリと変わった添付情報欄も詳細に読み込む暇が無く最低ラインを押さえて適当に片付けたので、仕方ないと割り切っています。

 

登記の目的でも、名変の冒頭に「2番、3番」を入れ忘れたり、乙土地の「共有者全員持分全部移転」を所有権移転と書いたり、小さい失点が多い答案となりました。

 

(4)商登法書式

「支配人を置いた営業所移転」を落としました。

でも、それ以外は書けたのではないかと思います。

 

3.例年くらいの基準点なら今年はいけてるのでは?

予備校が発表する基準点予想等はまだわかりませんが、例年並みなら合格できてるんじゃない?とわが家ではもう勝手に盛り上がっています。

 

択一はマークミスさえ無ければ、自己採点でほぼ結果がわかる一方、書式は採点基準が公開されていないため、フタを開けてみるまではわからない怖さがあります。

 

私は字が汚いので字画不明瞭で減点されたらどうしよう、と直前期には心配していましたが、時間的余裕もあったので、そこまでひどい字ではなかったと思いますし、枠を外すような失敗はしなかったはずなので、結構楽観視しています。

 

そして、今年でようやくベテラン受験生から卒業できるのか、と思うと感慨深いものがあります。数えてみたら受験も6回目でした。

 

私はこの司法書士業界で補助者をしながらの兼業受験生です。

 

この業界で仕事を続けていくつもりなら、自分の気持ちが折れるまで何年でも受け続けることになるでしょうから、出口の見えない暗闇を延々歩き続けるような、先の見えなさを感じていました。

 

それから解放された興奮で、今朝からは何をしたらいいのやら、まだ頭がよく回りません。

とりあえずブログを書いてみました。

[司法書士試験]LEC全国スーパー公開模試全2回の結果

1.本来はブログなど更新していて良い時期ではありません

本試験は7月7日、今日は6月28日。もう本試験まで一週間ほどしかありません。

 

本来は、過去問等に邁進しているべき時期なのですが、今日はどうもイライラして勉強モードになりません。

 

あきらめて模試の結果をアップすることにしました。私はこういう時はあきらめや気分転換も大事だと思っています。

 

司法書士試験の直前期の過ごし方については、人間らしい生活を捨てろ、睡眠時間は削れるだけ削れ、というような説もありますが、子育て中の兼業受験生としてはむやみやたらと睡眠時間を削るわけにもいきません。

 

これまで雨垂れが石を穿つように日々積み重ねてきたことを信じて、あとは淡々と残された期間にできることを積み重ねていくのみです。

 

では、模試の結果です。

 

2.第1回:S判定

2013zs1

午後択一が25点だったので「午後択一で足切りを食らうかな-」と思っており、期待していませんでした。

前回同様、予想外の合格判定。

 

前回の合格判定より順位等は低いですが、腐っても合格判定。私にとっては十分です。

 

LECもそれなりのデータから統計的に予想しているのでしょうから、「同様の問題構成であれば、本試験で合格できるのだ」と私は信用します。

 

3.第2回:C判定(午前科目足切り)

2013zs2

この回はダメでした。足切りです。

 

やはり会社法が癌だと思います。主要4科目で唯一偏差値が50を下回っています。

 

成績の分布図を見ると、会社法であと1問取れていれば、基準点クリア、さらにもう1問取れれば滑り込み合格ライン、という結果になっていたようです。

 

逆に言えば、会社法さえ克服すれば、残りはそれなりに仕上がっているということですから、弱点がはっきりしている分、やるべきことは見えているとも言えます。

 

ちなみに、不登法記述が満点でした。模試や答練の記述式で、片方の科目とはいえ満点をとったのは初めてです。

 

ただ、この回は不動産登記法書式は簡単だったようです。不動産登記法書式の満点は全国で151人いました。

 

4.「5割」の打率なら自分にとっては上出来

直前期のLECの公開模試4回のうち、2回で合格判定を取ることができました。

 

残りの2回は振るわない結果でしたが、今まで合格判定に縁の無かった去年までの成績を考えると上出来です。

 

そもそもが「やるべきことは全てやった」という状態にはほど遠く、限られた範囲の過去問だけを回し、全体から見れば穴がたくさん空いている中で、どうにかこうにか大きな穴から塞いでいって構成されているのが私の現状です。

 

ダメで元々。5割まで持って来ることができただけでも御の字です。

 

でも、本番には強い方だと自負しているので、今年はきっとどうにかなるだろうと勝手に思っています。

[司法書士試験]LECファイナル答練とLEC全国公開模試の結果

もうLEC全国スーパー公開模試も終わり、今日2013年6月21日は直前期まっただ中です。

 

このままLECの成績はブログには書かずに本試験を迎えようかとも思いましたが、簡単に書いてみることにしました。一部良い結果も出ているので。

 

1.ファイナル答練は全C判定

第1回~第6回まで、奇数回と偶数回を併せた判定がA~E評価で出ます。

3セットとも全てC判定でした。

 

C判定とは「全受験者の上位50%以上25%未満」という位置です。

 

4月~5月中旬あたりに受験しましたが、この頃は可もなく不可もなくという成績水準だった、ということですね。

 

ファイナル答練についてはもう時間もかなり経っているので、成績の細かい分析はしないことにしました。

 

2.全国公開模試第1回:E判定

LEC2013Z1

(1)2、3日凹んで過ごした

「模試では一度くらい合格判定を取っておきたいものだ」と意気込んで受験した結果が散々なものだったので、凹みました。

 

今年は去年までと比べて手応えを感じていたので、「もしかして今年はいけるかも」と思い始めていたところで、完全に出鼻をくじかれました。

 

時間配分を誤って書式で足切り、のように原因がはっきりしているパターンなら「次回は時間配分に気をつけよう」と気持ちを切り替えることもできますよね。

 

でもこの回はそうはっきりした原因も無く、強いて言えば「知識不足?」という結論になりそうでした。

 

そして、この時期に知識不足では付ける薬も無い、という考え方になりがちでした。

 

(2)姫野講師のブログで気を持ち直した

姫野司法書士試験研究所 山野目章夫先生
この時期チェックし始めていた姫野講師のブログで、上記の記事を見かけて気持ちを切り替えることができました。 下記に引用します。 

どうしても点数が気になるなら,ほら,そこにあるゴミ箱に模試の問題・解説を捨ててしまいなはれ。

もったいない?

いやいや。

模試の点数で悩む時間。自分を追い込む時間。模試で出題された出題可能性の低い論点を復習する時間。模試で出題された得意な論点を一応確認する時間。

以上の時間の方が無駄でしょう。

 

所詮、模試は模試なんですよね。模試の結果に一喜一憂していてもしょうがない。

 

模試で合格判定出しても、本試験で失敗したら何にもならない。

模試が全てE判定でも、本試験が合格なら官軍です。

 

模試の問題・解説をゴミ箱に捨てはしませんでしたが、悪かった結果は悪かった結果として置いておいて、ともかく前を向いて過去問を解いていこう、と思えたのでした。

 

姫野先生、ありがとうございました。

 

3.全国公開模試第2回:S判定

LEC2013Z2

(1)LECの模試で初の合格判定

これまでにもWセミナーのHop答練では何度か合格判定も出ていましたが、択一の難易度も低く、書式のボリュームもとても少ないのであまり参考にはならないだろう、と思っていました。

 

今回の成績は開けて見るまであまり期待はしていなかったのですが、フタを開けてみると想像以上に良い判定でした。

 

受験者数の多いLECの直前期の模試で合格判定を取れたのは、大変自信になりました。

 

今の自分に「どんな問題が出ても合格判定が取れる」実力があるとは思いませんが、少なくとも今回の問題一式が本試験で出たのならば、勝ち残れるだけの実力は備わっている、ということですから。

 

毎朝この成績のスクリーンショットを見てニヤニヤしながら、モチベーションを高めるのに使っていたりします。

 

(2)順位にはこだわらない、勝率を上げたい

上位合格者になりたいとは思いません。ギリギリでもいいから、合格できる水準にいられる打率が欲しいです。

[資格勉強]効率を最大化する前に、まず時間資源を投入する

1.時間を注がないことには始まらない

私は、どんなに頭が良い人でも、ある程度の勉強時間が無くては成果が身に付かないと思っています。

数式にすると下記のようなイメージです。

 

勉強時間×効率=勉強の成果

 

そして、勉強の成果を最大化する際にまず検討すべきなのは、勉強時間の最大化だと思います。

 

(1)時間をある程度かけないと効率化すべきポイントも見えてこない

最初から最大効率で勉強ができれば良いのですが、勉強を始めてしばらくの間は、勉強方法にせよ、自分の弱点にせよ、なかなか見えてきません。

 

最初は効率が悪いのを我慢しながら、我慢して勉強を進める時期がどうしても必要だと思います。

 

(2)時間は計量が容易

効率や集中力といった要素は数値化が難しいですが、時間は簡単に計量できます。

 

問題数は計量が容易ですが、粒度のばらつきがあり得ます。

時間は粒度のばらつきが無く、取り扱いが容易です。

 

(3)時間は効率よりはコントロールが容易

時間は、コントロールも比較的容易です。

 

勉強以外にも悩み事があったりすると、いくら頭で集中しようと思ってもなかなか集中できないことがあります。

 

自分で決めた長さだけ勉強に取り組むのは、集中力のコントロールに比較すれば達成が容易だと思います。

 

2.注ぐ時間を増やしていくための戦略

(1)まず勉強する時間枠を確保して習慣化する

毎日勉強する時間を決めて習慣化すると、勉強が苦にならなくなる、と私は感じています。

 

受験勉強でも「決まった時間に机につくことをまず習慣にせよ」と言われますが、セオリーだと思います。

 

勉強時間を増やしたい時にも、ゼロから増やすより、枠を少しずつ拡張してやるとラクに増やしていけます。

 

(2)私の具体例
a.2012年10月~12月

早朝25分、昼休み25分をノルマとして最初に習慣化を心懸けました。

 

慣れるまではなかなか負担感が強かったように記憶しています。

 

b.2013年1月~4月

土日の片方を勉強に使いたい、と妻に話をつけました。答練(模試みたいなものです)に一日費やすパターンが続いたので、この分だけ一気に増えました。

 

また早朝、昼休みの勉強時間も5分、10分ほど拡張することを目標にしました。

 

c.2013年5月~

直前期に入るので時間を確保しつつ仕事にもできるだけ影響が出ないように、火曜日と木曜日の午後を半休取れるよう、職場と交渉しました(身内なので、すんなり通りました)。

 

また、早朝25分→50分→90分と目標を増やし、昼休みも25分→40分と目標を増やしました。

現状、早朝と昼休みの増やした目標については達成できていないことも多いですが、従前よりは増、といったところです。

 

studylog201211-201305

このようにして達成した時間記録を載せておきます。

studyplusのスクリーンショットです)

[司法書士試験]Wセミナー ステップ答練全6回のレビュー

1.総合成績

ホップ答練に引き続き、成績の振り返りをしてみます。

 

もうファイナル答練も終わり、LECの公開模試が始まっていますので、かなり時期を逸してしまいましたが。

 

  第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回
択一 B C C C C C
不登法 書式 D D A C C A
商登法 書式 A C C A B B
総合 C - C C C -

足切りにひっかかって総合成績が出ていない回が2回ほどあります。

 

特に第2回では時間切れにより不登法択一にまともに時間がかけられず、お話にならない成績でした。

知識不足で成績が悪いのであればあきらめもつきますが、こういう形での低い点数というのは、良くありません。

 

2.科目ごとの分析

(1)偏差値

  第1回 第3回 第5回
憲法 62.5 56.9 48.6
民法 53.7 53.0 52.5
刑法 55.4 45.9 38.8
会社法 50.6 52.9 48.9
     

  第2回 第4回 第6回
民民保 67.1 42.6 50.2
供託・書士 56.1 46.1 52.0
不登法 37.4 62.0 42.1
商登法 54.4 61.2 55.2

 

前回同様、自分で「これはまずい」と思う箇所がボールドにしてあります。

今回の試みとして、好調だった科目にアンダーラインを引いてあります。

 

ちなみに、こういう答練の成績を分析においては、正解問数をベースにすることが多いと思うのですが、私は偏差値を重視しています。

 

なぜなら司法書士試験は競争試験なので、ほとんどの受験生が解けない問題を解けなくても支障が無いと考えるからです。

また、偏差値が低い科目は自分が他の受験生に比べて苦手としている科目であり、費用対効果が大きい科目である可能性が高い、と考えているからです。

 

ただ、3,4問しか出題されないマイナー科目については、1問の重みが大きいので、主要4科目よりは指標としての偏差値の意味が薄いかもしれないな、と思い始めたところです。

 

(2)好調だった科目の分析

a.民民保の第2回、不登法の第4回、 商登法の第4回

前回のレビューで苦手科目として挙げていた民民保ですが、この回は好調でした。

 

理由を分析してみるに、平素勉強している過去問のサイクルが、ちょうど民民保を回していた時期だった、ということが考えられます。

 

答練の受講日が3月17日で、民民保の過去問を解いていた時期が2月28日~3月5日。

 

そして、不登法の第4回、商登法の第4回も同様に受講日の少し前に過去問のサイクルが回ってきていました。

 

私が基礎講座を受講した海野講師が直前期にオススメしていた方法に、「過去問から問題数を絞って問題を抽出し、それを繰り返しグルグル回す」という方法があるのですが、その方法の効果を裏付ける結果だと思っています。

 

上記の海野メソッドでは、回すごとに1周にかかる時間をどんどん短くしていき、最終的には一週間くらいで1周回せるようにする、ということになっています。全体を1週間で回せたら、全範囲の知識を薄く広く記憶に留めておけると思います。

 

(3)弱点科目

a.会社法

全体的に低調です。直前期までにもう少しちゃんと伸びてこないとまずい感じがしています。てこ入れをもっとぐいぐいやらなければならないかもしれません。

 

b.不登法

波が大きいです。はまった時は強いのですが、そうでないときに大失点をしたりしています。実務の知識があるため、他の受験生と知識の層が多少ずれているのかもしれません。

 

また、不登法は問題数が多いので正答率だけでなく所要時間にも気を配らなければなりません。不登法択一でどれだけ時間を節約できるかが、書式にかけられる時間を左右するので、不登法は最後まで手を抜くことのできない科目になりそうです。

[司法書士試験]気付いていたのに書き忘れるミスを無くす

1.こういう人に効果があります

司法書士試験の記述式(書式)のテクニックの話です。

 

・問題文を読んでいる時には気付いていたのに、答案では何故か書き漏らして悔しい思いをしたことがある人

・基本的にせっかちな人

 

2.問題の所在

そもそも気付けなかったのならばいざしらず、問題文を読んでいる時には気付いていたのに、答案を書く際にはうっかり忘れてしまう、という経験、司法書士試験の受験生なら、きっとありますよね。

 

定款、種類株主総会議事録、総株主の同意書、農地法の許可書、等々。

 

何でこんなミスしたんだ、と自分を責めるのは愚かなことです。人間は忘れる生き物ですし、気合いでどうにかすべき問題ではありません。

 

そもそも択一のように問題文を読んでから解答を書くまで数分という問題形式ではないので、数十分もの間、全ての必要事項を頭で覚えておくのは非効率です。

 

どこかに情報を整理しておいて、必要な時にさっと確認できるようにするべきです。

 

3.私が実務でもやっているやり方

(1)実行とチェックの分離

実務において私が申請書を作る際は、まず記憶と直感に従ってざーっと申請書及び添付書類を仕上げてしまいます。

 

その後、自分がよくやるミスを整理したチェックリストで漏れを確認します(「事後チェックリスト式」と呼ぶことにします)。

 

他のやり方として、「こうすれば漏れなく仕上げられる」というマニュアルをまとめておき、それに従って作業をする、というやり方が考えられると思います(「マニュアル式」と呼ぶことにします)。

 

実務に入って直後は私もマニュアル式だったのですが、慣れてきたら事後チェックリスト式の方が性に合ってきました。

事後チェックリスト式の方が、スピード感を殺さずに作業が進められるのです。

 

また、マニュアル式では急いでいるとマニュアルを読み飛ばしてしまって、うっかり漏れを発生させることもあります。

せっかちには事後チェックリスト式がおすすめです。

 

(2)答練ではどうするか

答練ではチェックリストは持ち込めませんので、あらかじめチェックリストを暗記するか、その場で作るかすることになります。

 

今回は、その場で作るチェックリストの話になります。

 

例えば、問題文を読んでいて、地目が「畑」だったことに気付いたら、問題文の上部余白に「農地法」と書きます。

同様に、総株主の同意書が必要なパターンかも、後で確認しよう、と思ったら「総株主の同意書」と書きます。

 

もちろん、自分だけが読める程度の殴り書きで、手間をかけずに書きます。

 

ここでは、後できちんと確認した方が良い論点、自分が忘れそうな論点を挙げておきます。

 

そして、答案を書き終わった後に、問題文上部の余白を見返してチェックします。

 

私の場合だと、余白にメモする時点で結構印象に残るせいか、チェックの時点では正しく書けていることの確認に終わることが多いです。

もし漏れている論点に気付いたら、もちろん追記します。

 

4.他の方法との比較

(1)頭に全てを覚えさせておく

GTDを知っている人であれば納得していただけると思いますが、人間が短期に頭の中に保持しておける情報量というのは多くありませんし、外に出せるものは出しておいた方が脳のパフォーマンスが上がります。

 

後からチェックしても致命傷にならないものは、最後にチェックすることにして、それ以外のことに集中できる状況にしてやる方が、効率、精度ともに上がると考えるので、頭に覚えさせておくやり方はオススメしません。

 

(2)問題文そのものに丸印やマーカーを付けて目立たせる

私も未だにやっていますが、信頼を置いてはいない方法です。

 

速読の達人ならどうかわかりませんが、普通の人にとっては、文章の中から欲しい情報だけを拾い出すという作業は、印が付けてあっても心理的面倒くささがどうしても発生します。

 

そうすると、次にはチェックそのものがおっくうになってしまうのです。

 

時間が厳しい午後問題の中で、その面倒くささと焦りからチェックを端折ってしまうと、何のために丸を付けたのかわからなくなってしまいますね。

 

事後チェックリスト式で問題用紙の上部に書き出してあると、せいぜい30秒もあれば、漏れの有無くらいは十分確認できるものです。

 

また、問題文に印を付ける方式では、ついつい印の数が多くなりがちなのもデメリットなのです。

事後チェックリスト式では書き出す手間があることによって、チェックリストが膨大になることも防げるのです。

 

(3)リアリスティック式

以前記事に書いた「司法書士5ヶ月合格法」の松本雅典講師が書いた下記の書籍の中で紹介されているやりです。

 

一通り読み、いくつか取り入れる部分もあったので近いうちに記事で紹介したいな、と思っています。

 

 

松本講師のやり方は、「問題文に出てきたら、解答用紙に思い出せる程度にさっさと書いてしまう」という方法です(「リアリスティック式」と呼ぶことにします)。

 

鉛筆で書いておいて後から消す、または消す手間がもったいないので最初からボールペンで書いてしまい、もし不要だったら二重線で消す。

 

この方法の良いところは、答案を書き始めるときに嫌でも思い出せることです。後から気付いて書きに戻るという二度手間が生じません。

 

なお、事後チェックリスト式と比べた場合には、問題文と答案用紙を行ったり来たりするので、多少スピード感に劣るという欠点があると思います。

 

リアリスティック式と事後チェックリスト式は一長一短あると思うので、私は好みで使い分けたら良いと思っています。

 

(4)リアリスティック式に分がある場面

ちなみに、事後チェックリスト式がメインの私も、リアリスティック式を採用している場面があります。

 

それは不動産登記の添付書面「その他」欄です。

 

ここに「住」「印」と書いて住所証明書と印鑑証明書を書き忘れないようにしています。

 

最近よくある「要・不要」のどちらかに丸をするパターンの答案用紙で、住所証明書や印鑑証明書の枠が無い時、「その他」欄に書かねばなりませんが、よく忘れるのでその対策です。

 

こればっかりは答案用紙が配られてすぐにわかる部分なので、リアリスティック式が有利です。

 

[この記事の執筆にかかった時間 74分]

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坂根(昔はneunzehnと名乗っていました)

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■信条
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自分の記憶力にはできるだけ頼らずにものごとを処理したい。

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男児1人、女児1人の父親。
妻を含めて4人家族。
職業は司法書士。

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